2011/02/11

アメリカ人がみる日本の映画文化

日本のポップカルチャーの授業でのこと

アニメーション・映画等からその裏を考察するというテーマ

日本が誇るべき大作「AKIRA」や「火垂るの墓」、ついでにアニメではないが「寅さん」が事例として紹介されていた。

例えば、なぜ「蛍」じゃなくて「火垂る」なのか?
一つにはこれは第二次世界大戦時の鎮魂の意味から犠牲者の魂を表しているという説。
もう一つは世界で唯一の被爆国として核を指示しているという説。

寅さんについていえば、嫁も子供もいない風来の人生はFreedomの象徴だという。
家族や親せきなどのしがらみがない自由を手に入れているキャラ設定に人気があつまったのだと。


ちなみにこのクラスの教授は「Japanese Higher Education as Myth」という本の著者でもあり、かなり日本に精通している。
図書館にこの本があったので読んでみたが、かなり日本の大学生を的確に表現していた。

出席だけ意識して勉強しない、クラブ・バイト・デートに忙しい、大学の4年間を社会に出るまでのモラトリアム期間だと考えている等々…。
全員とはいわないまでも、これらに当てはまる生徒が大多数だったことは否定しがたい(今も?てか今の世代はもっとゆとり?)。

日本の文化に興味のあるアメリカンに興味がある。

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