2010/09/29

だんだん

こっちでも時間が経つのが加速してきた気がする。

あっという間に9月も終わりに近づいている。

火曜の夜、友達がスペインに帰ることになりお別れ会的なティーパーティがあった。ティーというのは日本の緑茶。

最終的にはケーキを顔に投げつけるどんちゃん騒ぎになったのだが、いい送別記念にはいい思い出になったはずだ。

イタリア人のニックは見事なギターで最後を締めくくった。

2010/09/25

やっぱりUofAは強い

週末毎週とフットボールの試合があるようだが、この土曜はArizona vs Californiaだった。

やはり遠くから遠征・応援に駆け付けているからか試合は7時からだというのに午後2時ころからキャンパス内で車が列をつくっていた。

自分はチケットがないので、試合は見れないのでクラスメイトと図書館で一緒に勉強してた。

途中から中国の政治、印象なんかについて深く語りあっていた。
約5時間くらいぶっ続けで。

最新のニュースである尖閣諸島問題も触れて、メディアは国によって自分たちの都合のいいように報道しがちであること、またコミュニズム(共産主義)とキャピタリズム(資本主義)社会の中で育ってきた人々の民意の差、新興企業が中国でなかなか育たないのは著作権や海賊版の横行に歯止めがかからないことも関係している点など、活字でなく「中から国を見てきた人の話」として聞くことができておもしろかった。


夜になり、一旦解散したが、家で軽く食べたあと再度夜の大学へ


さすがに3時間も見続ける元気はないので、いつものように最後の30分だけ近くの駐車場の屋上から観戦することにした。


到着時には3:9で負けていたが、最後の5分くらいで9:9の同点まで追いつき、最後の2分で10点目
劇的な逆転勝利をおさめた。


勝利の後はStudent Unionのまえでマーチングバンドのショー

地元の人たちを沸かせていた。

2010/09/24

苺+鶏、砂漠+Fedex、夜のキャンパス+気球

学食で見たこともないような興味深いメニューをみつけた。

チキンのストロベリーソテーだ

まずくはないが、けっしてうまくはない…。

UPSと違いFedexは配達荷物を家の前に置いて行ってはくれない。
「Security reason」でという紙を残していくだけ。

3回は再配達してくれるが、日中の1時や2時に家にいるわけがないっつーのといってもわかってくれないんだろう。
クロネコや佐川の自動再配達受付システムがいかに優秀かわかる。
再配達の希望日時を指定できるんだから(土日や夜も含めて)。

とブツブツ文句をいいつつFedexの配送センターがあるオフィスまでバスを乗り継いで向かった。

降り立った地はかなりアリゾナ(砂漠チックという意味で)

日差しは強いし暑すぎる


何とか荷物を受け取り、かなり遠くまできたのでついでにPark Placeに寄ることにした。

1か月待ってようやくまともな携帯電話が手に入った。

Droid X これで地図も見れるし道観迷うこともない。バスの路線や時間帯もチェックできる。無駄に普通の生活におびえずに済むことになりそうだ。


Park Place内のフードコートで日本食を食べた。
Beef Teriyaki


つくってるのはもちろん現地の学生バイトっぽいのと中国人
中華っぽい味付けだがこれまたうますぎるので問題ない。


いつのまにか夜になっていた。
空気がきれいなので、雲がない日は夕暮れが見事なグラデーションになる。



大学のキャンパス内をつっきって帰ろうとしたら、なんかのイベントをやっていた。
たくさんの子供たちと家族連れ

夜に気球をキャンパス内で膨らませていたのだ。

日本で昼間に上昇下降だけの気球に乗ったことはあるが、夜にふくらましているのを観たのは始めて。







点火の様子も間近でみることができ、集まった人たちは興奮して歓声あげていた。

2010/09/23

最近のソーシャルネットワーキング






mixiが中国のSNS「renren」と韓国のSNS「Cyworld」とタッグを組むことで、それぞれの国の最大手ということもありアジアの一大連合が形成されようとしています。

一部メディア(複数)では「これでFacebookの来襲を止められるか!?」とか言ってますが、笠原さん(mixi社長)自体は対抗するとか侵攻を食い止めるというよりは「別の極をつくる」と言っていますね。





そもそも黒船の来航を阻止する必要はあるのか議論の余地はあるかと思います。
(実際はもうFacebook Japanがあるので来航しちゃってるちゃ~しちゃってるんですが、ペリーでいうと横須賀に降り立ったくらいかと)

というのも、例えば検索エンジンでいえば、中国では百度(バイドゥ)、日本ではいまだにYahoo!Japanなんかが最大多数の利用者を抱えているように漢字をベースとしたWebサイト圏内では、欧米サイトのアジア侵入はあまり容易なことではないのかもしれません。

笠原さんの言うとおり、無理にあせって対策をとらなくてもアジアはアジアで一つの塊があればいいような気がします。一度つくられた2億人以上の漢字圏のコミュニティを壊して再構築するほどFacebookに(いまのところ)パワーがあるように思えません。

なんせ、日本ではmixiユーザーだけで1750万(GREE1500万人、モバゲー1000万人)に対してFacebookの日本人ユーザーはこれだけ年月が経っても100万人そこそこなのです。

※ちなみに中国renrenユーザーは1.5億人、韓国Cyworldはユーザーは2100万人


なかなかFacebookが日本に広がらない理由のひとつは、間違いなくプライバシー意識の違いにあるでしょう。
ご存知の通りアメリカでは「よくここまで晒すな~」というくらい大胆にプライベート情報を公開しています。全体でなくとも1回会っただけの人にまで。

もちろん個々の閲覧可能範囲設定は細かく調整でき、その点ではmixiよりも凝っているかもしれません。アメリカではプライバシー保護団体が一度騒ぎ出すとうるさいので、その辺のつくりが細かくせざるを得ないのでしょう。

最近はFacebookもストーカー的機能もつけちゃってるのが気になりますが…。



日本人でも最初からFacebookだった人やちょっと前まで高校生だった人はネットセキュリティ(プライベート情報流出のリスク)の意識が低いのか相当な覚悟ができているのかけっこう書き込みまくってるようです。

昔、といってもそんなに遠い昔ではないですが、Yahoo知恵袋だったか、OK WaveだったかのQ&Aサイトで、ある女の子(高校生か大学生)が
「SNSにアップしていた彼氏との写真が勝手に他の(アダルト系の)掲示板にアップされてました。許せません。なんとか犯人を見つけ削除する方法はないですか?」と。

もちろん勝手に写真をコピーした人は肖像権や著作権(一応写真なので)の侵害で悪いのですが、圧倒的大多数の人からは「写真をアップしたのは自己責任。自分で管理できないのなら最初からそんなプライベートな情報やデータをアップすべきではない。」という意見が寄せられていました。最後にはその女の子も「すいません。私の意識が甘かったです。」と反省(?)していました。



ところで、先月Googleが格安でPC-電話(家電も携帯も)の国際通話を可能にし「Skypeをつぶすのか」とも言われましたが、Googleの真の狙いはそこにはないようです。


Skypeは利用者こそ多いものの、まさに薄利多売のビジネスであまり儲けがよくないのです。そんなビジネスをGoogleは始めようとはしていません。

一番の狙いはFacebookつぶしだと言われています。なぜ電話機能でSNSをつぶすのか?
特に電話だからというよりは、電話も含めコミュニケーションツールをどんどん拡充して、すでにできているFacebookの牙城を外堀から埋めていこうという考えのようです。



それを予防してか偶然か、Facebook自体も電話をつくるかも知れないとか。


GoogleがFacebookを狙うなら、mixi-renren-Cyworld連合と組んだりしないのかな~と淡い期待を抱いていますが、数年以内に答えはでているでしょう。


とにかくFacebook創設のいざこざは映画で見ることができるようになるはずなので、来月一足先に観てきます。
⇒日本では年明けに公開予定





2010/09/22

夜のキャンパス

静かなだけでなく、画になる建築物が多い。




ちょっといままで入いらなかった通路を抜けると、広々としたスペースがあったり。

夜は暑くなくていい。

雨の後

激しい雨のあと道路が水浸しになることがある。

まるで長いプール状態

歩くと間違いなく靴の上まで浸水し、自転車でもゆっくり走って、足を上げたりしないとずぶ濡れになる




これは大学の正門前なのだが、写真以上に水嵩は深い


日本の道路の排水設備は優秀だったことを今更ながら気づかされる。

2010/09/21

その辺にいる人

大学内の電話ボックスで、ヒステリックなおばさんが、My home doesn't have electricity! I need candle! You are EVIL! You are EVIL! You are EVIL!と連呼していた。

2010/09/19

バスケ


この1か月まともに体を動かしてなかったので、ジムに行ってバスケをしてきた。
バスケ自体、大学時代のゼミの合宿で数分やったのが最後、もう何年もやっていなかった。

たまたまバスケ好きのクラスメイトと一緒に行ったので、フォームなんかを教えてもらう。

体を動かしたので、昼飯が異常にうまかった。

あとスーパーで買ったカップ焼きそばをつくってみた。
日本のと違いお湯を沸かしてそそぐのではなく、水を入れてチンするだけ。
やはりお湯を沸かす手間があるだけで売れなくなるのだろう。

さらにブルーチップスなるものを見つけた。
見た目は茄子のような色をしているが、ふつうのチップス(ただし味はほとんどない)

2010/09/18

週末

早くもこっちに来てから1か月。

学生の時、夏休みに行ったUCLAでの英語短期コースは非常に濃密でまるで1年分くらいの濃い時間を過ごしていた気がするが、今回は頭の中でも長期スパンで考えているかららあっというまだった。もちろん年齢に関わるところも大きいと思うが。

1か月目にしてようやくそれなりに人があつまるディナーパーティに招待された。
別の学生アパートに住む日本人が他の国の学生たち向けに「日本食」をふるまうという企画。

お好み焼き、から揚げ、おにぎり、冷しゃぶ、ツナサラダ、味噌汁なんかが用意された。

ネイティブスピーカーたちも集まって盛り上がる。
やはり異文化コミュニケーションはパーティーを通してがてっとっりばやいかもしれない。



翌朝、テストが1つあったのだが、若干hungover気味で頭痛を残したままやったためあまり芳しくない感触。


土曜の夜はUA vs IOWAのアメフトゲームがキャンパス内のスタジアムであった。

先週に引き続き、30分ほど生で見ておこうとスタジアム横のパーキングの屋上へ上る。

すでに縁は人で埋まっていた。

かなり手ごわい相手なだけあって、最初差をつけていたUA側も一時は同点まで追いつかれる。
最後の最後で決勝スコアを取り返し勝利をもぎとった。

結局予定時刻より30分オーバーの11時ごろ終了。
帰りは歓声を上げ続ける学生でストリートが埋まった。




図書館の前のモニュメント↑

2010/09/17

目新しいことはないが

なんか目に見えて新しいものが多くなくなる一方、目に見えないところで気づくところもでてきた。

圧倒的に中国人留学生が多いという点で「このままでは日本はやばい。抜かれるのも当然」かと思っていたが、じっくり観察すると一概にそう言えない気がしてきた。


全部とは言わないが、多くの中国人クラスメイトのやる気というか授業に対するコミット感が意外に薄いのだ。

というのも、課題をやってこなかったり中途半端だったり、普通に授業に来なかったりすることも目立っている。

理想は高い割にはあまり熱心じゃないようにも見える(人のことを言える立場ではないかもしれないが)。


例えば、各クラスで出される課題を提出すると数日後にはグレード付きで返ってくるのだが、けっこう差がでている。

自分はほぼ「A」ばかりなのだが、特別すばらしいエッセイを書いたりプレゼンをしているわけでもないので正直自慢にならない。
きっと日本ならもっと厳しい結果だろう。

が、しかしだ。
他のクラスメイトは普通にCとかDの評価を受けていたりする。
これは自分のクラスだけの話の可能性もあるが、他のクラスの話も聞くと近い印象を受ける。

どの課題もそれほど難易度が高いというわけでもなく、事前に睡眠時間を削ってまで準備しないといけないというわけでもない。

いかにグローバル思考が高い者が多く集まっても、一人当たりの貢献度が高くなければ強大なパワーにはなり得ない。

10の力が100集まったチームには、10の力が50しかないチームはかなわないかもしれない。
しかし、実は6の力を100集めただけだったチームには、頑張って12の力にして50集まったチームで十分太刀打ちできるわけだ。
この+2が重要になってくる。

当たり前のことだが、圧倒的な量と大きさだけをみて弱気になることなく、質で勝負すれば対等に渡り合える可能性はある。


多勢の中にも一方で明らかに優秀な者もいるわけで、いかに彼らとうまくやりあっていけるかが肝心かもしれない。

2010/09/12

Footballのあつい国

全米がそうであるようにここアリゾナもアメフトの人気はすごい。

夕方、たまたまキャンパスにいったらすごい人だかりでみんな赤いWILD CATSのTシャツとかを着ている。

夜にアメフトの試合があるようだ。

大学内のあるストリートではパレードがあり道行く人たちが歓声をあげていた。





キャンパス内のスタジアムに続々と人が集まる。
顔にペインティングしてる人も少なくなかった。



一方、いつもの中庭には所せましとテントが張られ各サークル(?)かなんかのグループが集まっていた。



夜、クラスメイトのエディソンと夕食に行ったあと、ちょっと様子をみてこようということで再びキャンパス内へ

すでに試合は始まっていて、近づくにつれものすごい歓声が聞こえてきた。



熱気は十分に感じることができた気がする。



それにしてもこっちのチアリーディングは本格的だ。

スタジアムにそんなに人が入るもんかと思っていたが、ほぼ満席だったようだ。

次回、来週の昼間の試合は無理だがその次のは是非一度は中で見てみたいもんだ。

2010/09/10

1st Farewell

クラスメイトの数人を含むある団体がプログラムの終了に伴い帰国することになった。

そこで多くの生徒が滞在するアパートの住人の主催で送別会的な場へ
意外にも寿司レストラン

こっちにきて寿司レストランに来たのは初めてだった。


メニューは完全にアメリカナイズされており、レインボーロール(7種類の具を乗っけた軍艦巻き)、ボルケーノロール(軍艦巻きを天ぷら状に揚げた寿司(?))など9割型日本では見かけないようなものばかり。


カクテルもMt.FujiだとかTokyoなんとかだとか日本にちなんだ名前をつけていたが、完全に洋風カクテルだった。

まぁ、けっこういろいろ食べられたので満足。

自分のと違うアパートの人たちも数人知り合うチャンスになったのはよかった。

せっかく仲良くなれた人たちがいなくなるのは残念だが、また会える日を楽しみに新たな仲間も増やしていきたいもんだ。

2010/09/09

山盛りHW

エッセイ課題がなかなか進まずあの手この手を使ってようやく完成したのが朝方4時。
最近Homework過多に陥っている。
自分のしたい分野の学習ができずに悩ましい。

デイリーの課題の他に、夜のコースで大量に出された課題集をひたすらこなすだけなのだが、もう一つのがけっこう重い。

ジョージ・オーウェルの「動物農場」を読破してエッセイ書いてこいというもの。
20世紀中盤の作品のため古い単語がいっぱいでてくる。
非常に読みづらい。
仲間のことをcomradesと言ってたり(旧共産主義化の社会において「同志」を意味する呼び方らしい)

スターリン主義や全体主義下の当時の社会を動物たちの農場にみたてて痛烈に批判・風刺した作品。


なんとかあの手この手で半分(12章分の6章)まで読んでエッセイを書いて提出したのだが、いざ授業になるとこれまたハイレベルなディスカッションが始まった。

もちろんベースは作品の登場人物と彼らの考え方などについてだが、絶対君主的な存在について日本語でもまともに議論したことがない自分にとって、第2言語での討論にはなかなか割って入れなかった。

特に中国と日本人の発言力が乏しかった気がする。
一方で、コロンビアとアフリカ系、あと東南アジア系に一人強烈にマシンガントークする人がいた。

熱い議論をできるまでレベルアップせねば・・・。

2010/09/06

Sep 6 -Labor day-

9月第1月曜日はLabor day
労働者はみんな休みの祝日なのでメインの図書館すら空いてない。

AHSLは最寄の図書館にも関わらず空いていたので、そこで宿題を終わらせることにした。

夜になると雨...かと思ったらそんな音がしただけで晴れっぱなしだった。
この辺りは街頭もまばらで暗い。
自転車にライトをつける義務はないが、あまりに暗いのでつけることにした。

最近、ジャンクな食事になってきた。。。

2010/09/05

Sol Casino

ちょっと気晴らしにTucsonの南西の端にあるSOL CASINOSに行ってみた。
暑いなか、バスを乗り継いで1時間ほど。(一回バスを間違えて焦った)

ラスベガスほどではないが、砂漠の中のカジノといった感じ。

中は高齢者の比率が非常に高かったが、時間と財があるからだろうか。

ひたすらルーレットをやったが、結局数十ドルのLoss・・・。
やはりあの場所には魔物が潜んでいる。