2010/12/11

去る人残る人

朝、自分の上の部屋にすむ某会社派遣生の課長さんが部屋を去った。
一旦アメリカ内の支社でこの学期の成果を会社に英語でプレゼンするらしい。

午前中はテストがあったが、ウコンの効果はあったものの頭痛が残り苦しんだ。
その後は自分のアパートに戻り、2時に芸術鑑賞。
シルク・ドリームというサーカスとイリュージョンを混ぜた大道芸のステージバージョン



大学のシアター内でやるのでアクセスがいい。
客層はほぼシルバーとファミリーのみ(シルバーはジャパニングリッシュか?)

夜は同じアパートの人の部屋で中国人に日本食をふるまう会。
急きょ招かれた側のためかなりアウェイな感じかと思いきや、意外にも半分は自分も知ってる友達で安心した。

鍋をつくっていたのだがスープはキムチ。
でもこれは日本で売られているものなので、日本人カスタマイズされているはず。

プライベートだけでなく、ビジネスでも中国人との信頼関係を気づくためにはまずはとことん飲むというのは
どの業界でも共通してよく聞く話だが、今回はその「飲み役」を決めるべく日本のババ抜きと中国のトランプゲームで次々と犠牲者をつくっていった。
6人くらいで約70本のボトルのビールが空になった。

ビアポンもやってみた。
ビアポンこっちでは一般的だが、かなり厳しいルールで飲みまくっていた。

最後のボトルをあけるころ、あまりの過熱ぶりに突然ビンタをした友人からの口論が始まる。
中国語なのでなんで怒っているかもわからずみんなで必死で止めていたが、最後は仲直りというか
それ以上の強い絆をつくった感じで終わった。

一人の友人が言っていたのが、「どうも歴史的に日本人に対してネガティブなイメージを持ってしまってまいがちだが、君らとの関係で
友好的な見方ができるようになった。本当にうれしいことだ。これからもつながっていこう。」と、かなり熱い青春気ドラマばりのエンディングで別れを惜しんだ。

実際、この中には各国に帰国後は生涯再開することはない人もいるかもしれない。
が、一度築いた両国間の感覚と関係はお互いの人生においてプラスに働く可能性はある。そう信じたい。
いまの時代Facebookなどで情報交換、近況報告だけは簡単にできる一方で一期一会の大切さは変わらないだろう。

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